私が協力隊になった理由

四万十町地域おこし協力隊のアオイです。

今日は何故私が協力隊になったのかをお話します。

私は生まれも育ちも和歌山です。

前職は農業系企業のパッキング業務に従事していました。
パートでしたが、3～4年続け、社員さんからも頼られ、それなりに会社からも信頼され、やり甲斐を感じていました。

ですが、ふと思ったのです。
このままで良いのかと。

当時彼氏がいたのですが、このまま順調に付き合って結婚して子供を産んでそれで終わりかな…と。

私は学歴も無いし
スキルもありませんでした。

この世界を生きるには余りに無防備で
余りに貧弱でした。

そんな自分を変えたかったのですが、どうする事も出来ず家と職場を往復し続けました。

転機が起き始めたのはとある映画を見てからです。

『リトルフォレスト』

この映画が私の中で衝撃でした。

ただ、田舎に住む一人の女の子が淡々と悩みを抱えつつも生きていく。

ただ生きてるだけなのに、ただ農作業したり、山に入って木の実を取ったりしてるだけなのに

どうしてこんなに美しいんだろう。

そこから田舎暮らしへの憧れが始まりました。
(元々田舎には住んでましたが、近くに大きなスーパーやファーストフード店等があったので十和より都会です。)

気づくと家族で四万十町へ移住する話が持ち上がり、移住する事が決まりました。
そして移住が原因ではありませんが彼氏ともお別れになりました。

移住したら仕事はどうしよう？適当にバイトでもすっか！と思っていると四万十町で地域おこし協力隊を募集している事を知りました。

当時募集していたのは、窪川・大正・十和の3地域で、私はとにかく山に行きたかったので十和地域を選びました。
そのミッションが『原木椎茸の振興』です。

なので四万十町には申し訳ないですが、
最初から椎茸栽培がしたくて来た訳ではなく、田舎暮らしに憧れて、協力隊に応募したらたまたま椎茸栽培がミッションだったということです(￣▽￣;)

こんな理由ですが嫌々ミッションを遂行した事は1度もないですよ！
やればやる程自分には知らない事、出来ない事が沢山合っていつも新鮮です。

後、地域おこしをしたかったのも協力隊になった大きな理由ですが、これ以上書くと話が長くなりすぎるので今回は省略します(笑)

そんな訳で1年前には考えられなかった事が今は毎日起こっているのです。

おんちゃん達と美味しいご飯やお酒を飲んだり食べたり

ジェットスキーしたり(画像で乗ってるのは私じゃなくて別の人)

山に行ったり

こんなに活動的なのは人生初です(笑)

今はとにかく将来どんな風になるのか全く分からないけど、学べる事は沢山学んで吸収して、リトルフォレストみたいに過ごせたら良いなーと思ってます。(まずは料理覚えなきゃ…笑)

追記
現在(2018/10/10)、四万十町地域おこし協力隊を募集中です。募集地域は窪川になります。
詳細は検索して調べてね。(丸投げ)